累計運用益100兆円!年金運用の資産比率・個人でマネできる? 他

資産形成

会社員をやっていると毎月給与から天引きされている年金ですが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によって運用されています。GPIFは2001年度から20年を超える期間、好利回りで運用されています。運用の方針、累計の収益額、収益率についてまとめました。

年金の運用を司るGPIF

会社員が毎月天引きされて老後に受け取る年金は株式や債権で運用されています。株式が暴落するタイミングで新聞やテレビなどで「年金運用損失〇〇兆円」など騒がれますが、実際は非常に成績良く運用されています。

運用成績

現在公表されている最新のデータでは2022年度第2四半期には運用資産が192兆円、累計の収益額は100兆円にものぼります。

20年の運用の歴史の中にはリーマンショック(2008年)やコロナの流行など、歴史的な出来事がありました。しかし、累計で運用損失が出たのは2003年度までで、それ以降は運用益を維持しています。

これほど安定的な運用成績を残しているとさぞ難しい理論で運用されていると思われるかもしれません。しかし、意外と運用方針や資産の比率は単純なものです。

資産構成比率

では、どのような資産配分で運用するとこのような成績になるのでしょうか?答えはGPIFのwebサイトに運用方針と運用資産割合が記載されています。

年金運用 運用方針
GPIFwebサイトより引用:https://www.gpif.go.jp/gpif/faq/faq_04.html

方針としては国内債権・外国債権・国内株式・外国株式がそれぞれ均等に25%での運用です。もちろん、日々価格が変動するため、許容幅を定めています。

そして、実際の資産構成割合が以下のようになっています。(2022年9月末時点)

実際の運用もそれぞれ25%前後に調整されています。

年金の場合、リスクを抑えながら安定的にリターンを狙う資産構成になっています。一般的に株式のみだと値動きが激しく(リスクが大きく)、債権のみだとリターンが低くなってしまいます。

そこで債権と株式の2つを組み合わせることでリスクを抑えながら安定的にリターンを狙える資産構成になっています。

個人で年金運用をまねれる?:GPIFに似せた投資信託

このような運用を個人でやる場合、似たような投資信託を購入することで対応できます。もちろん、完璧に年金運用をまねることはできません。

投資信託としては「4資産均等バランス」と呼ばれるものです。4資産とは国内株式・先進国株式・国内債権・先進国債権の4つです。

SBI証券や楽天証券など、証券会社によって購入できる投資信託が異なるため、契約している証券会社で「4資産均等」などと検索すれば簡単に見つけることができます。

あとがき

新聞やテレビなどは年金の運用損失(しかも短期間で区切って)が出た時には大々的に報道します。しかし運用益が出ている時には全く報道してくれません。ちょっと私的に不満だったので実態を書いてみました。

今後も安定的に運用益を増やしてより強固でサスティナブルな年金制度になって欲しいものです。

当ブログをご覧いただきありがとうございました!毎日20:00に更新していますので、良かったら明日も見に来てくださいね。

それでは、また!


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